会長からのご挨拶
木材保存剤等審査会
会長 矢田 茂樹
木材保存剤等審査会(以下、「当会」)は、2020年7月3日に、公益社団法人日本木材保存協会と公益社団法人日本しろあり対策協会(以下、それぞれを「認定団体」)が行う木材保存剤等の認定に係る審査申請の受付業務(手続き業務含む)と審査業務(保存性能審査と安全性審査)を行う独立機関として設立されました。
初代会長は有馬 孝禮氏(東京大学名誉教授)が就任し、申請受付業務の円滑化とともに公平かつ中立的な立場から審査を行って参りました。引続き、2024年度からは矢田茂樹(横浜国立大学名誉教授)が会長に就任致しました。従前通り公正かつ中立的な立場を維持しつつ、円滑な業務の執行に努めてまいります。
当会は、申請者が各認定団体へ木材保存剤等の新規申請あるいは変更申請を行うに際し、当該製品の製品概要、成分表等、材質および材料の構成、規制法上の位置付け・登録等、安全性に関する説明書、使用方法に関する説明書、性能試験成績書、環境汚染防止法等の規制に関する説明書、廃棄物の処理方法に関する説明書、資料使用承諾書、申請製品製造者に関する説明書、その他の必要とする書類等について、当会内に設置された審査委員会において精査した上で審査結果を認定団体または申請者に通知いたします。一方、更新申請については、従来通り受付業務と手続き業務を行ってまいります。
適正な木材保存剤等の供給を必要とする社会からの負託に応えるために、当会では今後も厳正で円滑な審査業務の推進に努めてまいりますので、関係各位のご協力をお願い申し上げます。
以上